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見切る!

皆様こんばんは。

7月7日七夕の今日ですが、皆様お願い事はされましたか??

七夕=7月6日の夜(~7月7日の早朝)ということを知らず、

『どうか楽して痩せられますように!』という

私利私欲にまみれた願い事をしそびれてしまった針尾です。。

 

気を取り直して、今日のブログでは

知って得する(かもしれない)建築用語をご紹介します!

先日事務所で行われた某ミーティングで、スタッフによる熱い激論が交わされたという、

その名も“見切り(みきり)”。

見切り?聞いたことあるし~!と思ったそこのあなた!

漫画のセリフで出てきそうな「お前の技は見切ったぞ!フハハ!」とか

スーパーで聞くとテンションの上がる「見切り品なのでお安くしときまーす!」という使い方ではないですよ(◎-◎*)

 

まずは、百聞は一見にしかず!ということで・・・

鹿児島店モデルハウスを撮影したこちらの写真。

 

“見切り”が3箇所あります!ヽ(◎-◎*)

どこか分かりますか??

 

 

正解は、こちら!

 

 

なんとなく、お分かりですね。

“見切り”とは、ざっくり言うと『仕上げ材の取り合い部分』のことを指します。

より詳しく説明すると、

①&③:床見切り…材質の異なる床の継ぎ目に設ける部材。

②:巾木(はばき)…壁と床の取り合い箇所に設ける部材。掃除機などが当たって壁が汚れるのを防ぐ役目もあります。

※ちなみに、壁と天井の取り合いについているものは“廻り縁(まわりぶち)”といいます。

 

「見切りが無くてもきれいに納めるのが上手な仕事だ!」なんて言ったりもしますが、

(↑先日の某ミーティングのひとコマ)

材料の継ぎ目やコーナー部分というのは、最初どんなにきれいに仕上げていても

年数の経過とともに、若干の隙間が生じたりするものです。

廻り縁のように、現代建築では省略される場合もありますが

長い目でお家の美観を保つ、という意味でとても重要な部材なのです(◎-◎*)

 

次回お家を見学される時には

そんなお家の隠れたヒーロー、『見切り』にも注目してあげて下さいね。

 

日常会話にさりげなく取り入れるとすれば

「この見切り材、スマートで良いね!」といった感じでお使い下さい☆

もれなく建築関係者が喜びます。

 

 

 

最後に!

「痩せたいな~(運動したくないけど)」をただ連呼するだけの私と

社内にぽっちゃり男子が増えたことを重くみたぱるるから、

名言を頂いたのでご紹介して終わりたいと思います。。。

 

『腹のたるみは心のたるみ❤ by はるを』